積丹半島を、北海道を、面白くする。地域商社としての新たなチャレンジ

COLUMN
2020/04/07


地域商社として設立し、4年目を迎える2020年。(株)キットブルー(KIT BLUE)の新たなプロジェクトが発足します。地域を売る仕組みづくりを、より確かなものにするための挑戦とは。今回は、プロジェクトの概要と企画第一弾をご紹介します。



次の世代がイキイキと、笑顔で暮らせる地域に

私たちKIT BLUEは「幸を、価値に。」をコンセプトに、2017年の設立以来、地域を売る仕組みづくりに取り組んできました。そして、「積丹半島を、北海道を、おもしろくする『地域商社』として業種や慣例にとらわれずチャレンジする」というスタンスを胸に刻み、活動してきました。


持続可能な漁村のまちづくりを実現するため商品開発・製造にはじまり、地域の情報発信、国内外の販路開拓などを進めています。
「地域資源を掘り起こし、化学変化を引き起こす。 まちづくりワークショップ “Gan-wu Cafe”」


まだまだ課題も多いですが、この数年間で嬉しいことがたくさんありました。それは私たちの取り組みへの賛同者・協力者が増えていること。世代や職業、エリアを超えて、現在も拡張し続けています。

そしてこの春、これまで推し進めてきたナマコとウニの取り組みに加え、岩宇地域の振興に繋がる新しい視点に立ったプロジェクトが始動します。

その名も、青の半島 (積丹半島MDプロジェクト)※。略して、青の半島プロジェクト。
※MD:マーチャンダイジング。「消費者の欲求・要求にかなう商品を、適切な数量、適切な価格、適切なタイミング等で提供するための企業活動」全体を示す概念的用語(広辞苑より)




岩宇エリアを越えて積丹半島全域を巻き込みながら「売る仕組み」をつくり、環境・社会・経済の視点から持続可能である「サスティナブルな」暮らしを実現していくためのプロジェクト。
5年後、10年後、100年後。私たちの世代だけでなく、次世代が地域に誇りを持ち、イキイキと暮らしてもらうためのプロジェクトです。



地域を丸ごと詰め込んだ「お弁当」づくり!?


では、青の半島プロジェクトで何をするのか。


端的に言えば「たくさんの人に積丹半島を知ってもらい、長く地域と関わってもらい、何度でも足を運んでもらえる関係性を築くこと」。これに尽きます。


岩宇エリア、そして積丹半島の各市町村には「絶景」「食」「歴史と文化」といった素晴らしい資源があるのは間違いありません。しかし北海道を一歩出てみると、残念ながらその魅力とともに町の名前やエリアの認知度も十分に知られていないのが現実です。


地域に人を呼び込むコンテンツを生み出すには、一つの町の活動では難しいこともたくさんあります。漁業を主産業とする神恵内村を例に挙げるとするならば、
地元の食材にこだわった料理やコース開発を「オール地元産」で叶えることは難しいかもしれません。


ですが積丹半島というエリアに目を向けると、視野は一気に広がります。野菜や米、果物、乳製品、肉や卵。ワインやウイスキーといった食事に華を添える飲み物などがあり、「オール半島産」で生み出すコンテンツの可能性は大いにあると言えるでしょう。




食材だけに限らず、それぞれの町が持つ資源(絶景、歴史・文化)を組み合わせることで、魅力がさらに磨かれて大きな価値が生まれるはず。一つの町や企業だけでなく、エリア全体の最適化を考える…というのが私たちの考えです。


そこでまず始めたのが、hanto bento(半島弁当)づくり。積丹半島の食材を詰め込んだ、お弁当の開発です。


お弁当はあくまで岩宇エリアをはじめとした積丹半島自体を知ってもらうための名刺代わり。開発・販売がゴールではありません。hanto bentoが地域の魅力を発信する媒体の役割を担うとともに、岩宇エリアをはじめ積丹半島へ人を呼び込む媒介にもなる仕組みを構築していきます。

また、地域同士や事業者の皆さんがこの企画をきっかけにつながり、新たな商品開発や販路拡大にも発展していくことを目標としています。


こちらが、hanto bento vol.1「あけぼの」。積丹半島の過去・現在・未来がテーマです。


カズノコ、ニシン、ウニ、サクラマス、イクラ、ホタテ、アワビ、ナマコ、海苔、米、卵、椎茸。全てが積丹半島内産の食材で、10事業者の皆さんが参画しています。
これまでにない試みに事業者の皆さんも初めは「??????」のようでしたが、プロジェクトの趣旨に快くご協力いただきました。


▲プロモーションビデオでhanto bentoのコンセプトや今回の使用食材をご覧いただけます



2月5日には、プロジェクトとhanto bentoのお披露目を小樽市にある歴史的建造物・旧三井銀行小樽支店で開催。積丹半島域内にある歴史的建造物と食をコラボレーションし、特別な空間と時間を演出する発想は今後のプロジェクトの柱にもなっていきます。




さらに、今年2月20〜23日には東京の代々木第一体育館で開催された「rooms40」※へ出展・販売。道外の皆さんに積丹半島をPRするとともに、バイヤーなどの視点からhanto bentoに対する率直な意見をいただきました。
※世界中のファッション、デザイン、アートを中心に約500ブランドが参加し、25,000人を動員するトレードショー

hanto bento開発エピソードとrooms40出展までのあれこれは、KIT BLUEのFacebookで。右往左往しながらも、各々の得意分野を生かしてプロジェクトに挑むメンバーの様子もご紹介しています。


広く、深くつながっていくプラットフォームへ

そして本日、青の半島のwebサイトがオープンします。





このブログでお伝えしきれなかったプロジェクトの想いや、hanto bentoに詰め込まれた食材や事業者の皆さんをご紹介していきます。青の半島がリアルなコミュニケーションとwebの双方で積丹半島のプラットフォームとなるべく、展開していく予定です。


プロジェクトの始動とhanto bentoの開発をきっかけに、年齢や職業の垣根を越えたチームが結成され、これまで以上に地域や人がつながりました。人口減少や少子高齢化社会に向かう日本で、地域が抱える課題を乗り越えるためのパワーになると確信しています。


この地域に暮らすことがワクワクするような未来を。青の半島で、実現していきます。


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